2011年02月14日

和歌山も大雪

和歌山市内も雪が降り、社会的な混乱が
続いています。

今回の雪は、気象予報士試験でもよく出題
される「太平洋側の降雪」です。

ポイントは、太平洋の南岸を通過する低気圧です。

今日の15:00の天気図です。
(気象庁のHPより)

まさしく太平洋の南岸に低気圧があることが
分かります。

西高東低な気圧配置の際に見られる、日本海への
寒気の吹き出しによる筋状の雲も見られないことが、
通常の冬の大気状態と異なることが分かります。


天気図と同じ15:00の衛星赤外画像。
(気象庁のHPより)

和歌山で体感できるように、太平洋側での降雪は
社会的影響も大きいので、電線への着氷などの
防災面での知識も必要です。

引き続き、気温は低いようなので、路面の凍結等への
注意も必要です。
気をつけてください。  

Posted by 和歌山サイエンスカフェインフィニティ at 20:34Comments(2)スタッフ日記