2016年04月04日

「まいにちスペイン語」を定期購読始めてみた!



今日から「まいにちスペイン語」を
開始しました。NHKのラジオ講座です。

放送は朝の7時15分から30分
もしくはお昼の2時45分から3時です。

4年前に一度半年間聞いていましたが、
それっきりで、今度お世話になる研究室に
スペイン語圏の方がいらっしゃるってことで、
これはチャンスだと学び直すことにしました。

英語は、学校教育で読み書きから入りましたが、
スペイン語は、耳としゃべりで学習してみたいと思ってます。
スペイン語はなんだか陽気で、鬱な気分も吹っ飛び感じで
たのしいですよぉー!

学生時代はロシア語、ドイツ語もかじりましたが、中途半端だったので、
スペイン語を選んでみました。



kidle本だと、かなり安く手に入るみたいです。
  


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2013年11月29日

気になる本『朽ちるインフラ』

和歌山県立図書館で借りた
朽ちるインフラ―忍び寄るもうひとつの危機
を読み終えました。

最近はインフラの劣化が報道でもよく
見聞きするようになりました。
少しでも興味ある方には一読をお勧めします。

仕事としては土木行政に携わっているものとしては、
とてもリアリティーを感じる内容です。
同時に、いままでの延長上でしか仕事をできない
日常に不満が募るばかりでもあります。
でも、そういう現状打破するのは簡単でもなく、
力不足を感じます。


朽ちるインフラ―忍び寄るもうひとつの危機
根本 祐二
日本経済新聞出版社
売り上げランキング: 36,240


豊富なデータと実例で学べることはたくさんです。
例えば、図書館で貸し出し一人当たりにどれくらいの
コストがかかっているのか?そういう観点で
行政コストを見つめ直す必要があると明確に
示されています。
一般的な感覚で思われているよりも相当のコストが
かかっている事実があります。

まちづくりを初めて、本当の意味で、行政がどういう場面で
必要なのかを考える機会が増えました。
行政とはどういう形でなければならないのか、
この本を読むことで、より一層明確に
描けるようになりました。

和歌山にも新しい流れが生まれるように、微力でも
継続して頑張っていきたいと改めて考えさせられる
一冊でした。
プロジェクトファイナンスなど、学ばないといけないことを
示してくれる本です。  


Posted by 和歌山サイエンスカフェインフィニティ at 00:04Comments(0)気になる本

2013年11月24日

『日本経済ここだけの話』

最近、勉強不足気味だと日々痛感してます。

とりあえず、とにかく本を読んで、頭に
詰め込むという行為もしないと行けない。

気になっていた本を見つけては買うようにしてます。

そんな中手にしたのがこちら。


単なる経済の本というよりも、まちづくりを考える
上でもとても参考になります。

というのも、以前からブログを拝見していたのですが、その中に
ときおり、岩手の紫波町という名前が出ていました。
紫波町がすばらしいと記載されていたのですが、よく
分かってませんでした。

ところが、リンベーションスクールのことをしり、
岡崎正信さんのお話の中で、紫波町の取り組みを伺ったとき
線がつながりました。

紫波町のプロジェクトは、本当に超一流の方々が関わっているんだということが
分かりました。
そういう方にネットワークを持つ岡崎さんのすごさ。
やっぱり本物はすごい。

ぐっちーさん 日本経済ここだけの話

本にはしっかり紫波町のことも書かれています。
円安やアベノミクスを軽率に歓迎する機運にも警鐘をならされています。

岡崎さんが和歌山におこしになった夜の飲み会でも、
山口正洋さんのお話を少し伺う恐tができました。
すごく面白い話でした!

  


Posted by 和歌山サイエンスカフェインフィニティ at 09:37Comments(0)気になる本

2013年03月04日

イノベーションのジレンマ

「図書館は自分の本棚や」プロジェクトの
第二段は、第3回北九州リノベーションスクールの
木下さんのレクチャーの冒頭で、話題に上った「イノベーションのジレンマ」です。

イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき (Harvard business school press)

どうして、優秀な経営を行っている巨大企業が
イノベーティブな製品の登場で、簡単に崩れ去って
行く理由が、明確な理論で解き明かされています。

大量のデータと鋭利な分析で、ズバっと解説されて
います。
とても面白くて、ずんずん読み進んでいけました。

15年ほど前の著作で、とても有名な書籍だそうです。
全然知らなかったのが恥ずかしいくらいですが、
いまでも色あせないとてもすばらしい本だと思います。


ちなみに、木下さんのレクチャーは以下で聞けます。
こちらもオススメです!


Video streaming by Ustream



  


Posted by 和歌山サイエンスカフェインフィニティ at 21:25Comments(0)気になる本

2013年02月17日

気になる本:「まちづくりの『経営力』養成講座」

図書館をもっと有効活用しないといけないと
個人的に心に誓って
「図書館は自分の本棚や」プロジェクトを
始めました。
お金も節約になるし、一石二鳥なプロジェクトになるはず。

今回は、和歌山県立博物館で、
以前から読みたかった本「まちづくりの「経営力」養成講座」を
借りてきました。

まちづくりの「経営力」養成講座

著者の木下斉さんは、16歳のときから、早稲田の商店街で
まちづくりに取り組み、高校生で社長にもなったという方です。
加えて「IT革命」という言葉で流行語大賞も取られ、
現在も、日本各地で、補助金に頼らない自立したまちづくり事業を
実施されています。

まちづくりと言えば、思い先行でお金も補助金頼り、
すこしうまくいかなくなるとすぐに終わってしまう事業が
目立ちます。

せっかくの思いも、事業的に成り立たせ、育ち
より大きな事業へと進展しなければ、これまでの
単なる繰り返しです。

これは、まちづくりのみならず一般的な事業でも同じ
ことが言えると思います。
近年は、社会起業やソーシャルキャピタルが流行っています。
そういう分野に興味のある方もぜひ一読の価値あると
思います。

本書では、とかくあいまいになりがちな「まちづくり事業」を
しっかり継続的に実施するために最低限必要な経営的な知識を
得るためのヒントがたくさん詰まっています。

でも、本書の最大の特徴は、第1章に
「ロジカルシンキング」つまり、論理性を身につけることが
まずは大切だと説かれている点だと思います。

また、まちづくり事業の戦略の点では、
過去に各地で見られた「商店街」と「大型商業施設」との
対立について、地域が大型商業施設の出店を
戦略的に取り組むことによって、「商店街」と「大型商業施設」が
同時になりたち、それ以上の相乗効果が上がっている
地域も紹介されています。

「とにかく反対」と繰り返すのではなく、環境の変化に対し、
いかに戦略的に取り組むことが大事だと感じました。

他にも、NPOにこだわらず、事業に適した組織の具体例なども
とても参考になると思います。



  


Posted by 和歌山サイエンスカフェインフィニティ at 21:23Comments(0)気になる本

2012年11月23日

数学ガール ガロア理論

数学ガールシリーズの第5弾「ガロア理論」
が発売されてからすこし経ちました。

読み始めると、とまらないので、
ちょっと我慢して購入を待ってましたが、
改めて、ボリュームに対する安さの
魅力に負けて買ってしまいました。



このシリーズを読み始めて、
数学の魅力を初めてしった、というか、
数学好きってこんな楽しい思いをいつも
してるのかと思い知らされた本です。

数式もたくさん出てくるので、一見とっつきにくいですが、
すごく丁寧で、数学の楽しさを伝えてくれます。

数学という言葉を通して、偉大な先人たちがたどって来た道。
深遠でまばゆい光に満ちている数学の世界。
その一端に触れることができます。

それがなければ現在の豊かな科学や技術の世界が
ないことを改めて感じます。



数学ガール ガロア理論 (数学ガールシリーズ 5)


数学ガールシリーズの第一作はこちら。

数学ガール (数学ガールシリーズ 1)

  


Posted by 和歌山サイエンスカフェインフィニティ at 20:35Comments(0)気になる本

2012年11月10日

「考現学入門」

「まちづくり」と出会って、3年近い月日が経ちました。

その過程でたくさんの方と出会いました。
思想的な観点で自分に影響を与えていただいた方々を
振り返ってみました。

最初に洗礼を受けたのは、当時の高野町副町長、高橋さんでした。
高橋さんは、地元飯田市で、再開発などの事業を手がけてこられ
ましたが、単なるハードで終わらない、まちづくりをされていました。
そして、根底にながれる思想は「民族学」でした。

次は、東京大学の堀先生。
東京の研修でお話を伺って以来、そのホスピタリティ表現を通じた
まちづくりは、特に影響を受けました。
和歌山の方にもぜひ、聞いてもらいたいと思い、その実現に
奔走していた最起の二年でした。
今年度やっと二回、来県いただく機会を得、すばらしい
理論をすこし接することができました。

先日は田辺市でまちあるきをご一緒でき、帰納と演繹の両面から
まちづくり理論をまなぶことができました。
送迎の車中や懇親会で、東京大学造園学の景観への連綿とした
歴史をうかがうことができ、新たな感動を得ました。

堀先生の理論の根底にあるのは、観察とロジックだと感じます。

そして、アフタヌーンソサエティの清水先生。
田辺の方々に、ご紹介いただいた清水先生は、「家守」という
リノベーションを通したエリアマネジメントという考え方を
教えていただきました。

清水先生のまちづくりの根底にあるのは「考現学」と伺いました。
考現学は、「現在」(風俗や慣習、身の回りにあるもの)をつぶさに
観察し、考える学問です。


これら3名の方に共通するのは、まさに現代の街を見つめ、
その成り立ち、要因を考え、そして未来をどうする、
どのような作用をもたらすことが、
最良の未来を得ることができるのか、考え、実践することだと
ここ最近の結論と考えています。


いまさらながら、今日先輩に、今和次郎(こん・わじろ)の
「考現学入門」
考現学入門 (ちくま文庫)
をお借りしました。

背表紙の紹介には
「震災後の東京の町を歩き、バラックのスケッチ
 から始まった<考現学>」
とあります。

まさに、過去から現在、未来へと続く、「まち」を
つぶさに観察し、何をしなければならないか考える
にあたって、「考現学」を学ぶことは必須だと思います。  


Posted by 和歌山サイエンスカフェインフィニティ at 20:43Comments(0)気になる本

2011年11月20日

気になる本:まちづくり関連

東京の書店で本の物色をしてました。
まちづくり関連で、気になる本が3冊ほど
ありました。

1.
中心市街地活性化のツボ―今、私たちができること
長坂 泰之
学芸出版社
売り上げランキング: 131152


「はじめに」で伊丹のバルのこと、「序章」で
田辺市の「あがらぁ☆たなべ調査隊」が出てきます!
いろんな取り組みが具体的に書かれているようです。

2.
まちの見方・調べ方―地域づくりのための調査法入門
西村 幸夫 野澤 康
朝倉書店
売り上げランキング: 275664


西村幸夫教授の本です。
まちづくりの基本は、やはりきちんとまちを見て、分析すること。
そこから得られるまちの個性や魅力に気づき、延ばすことだと
思います。
その基本をしっかり押さえたいです。

3.
西村幸夫都市論ノート―景観・まちづくり・都市デザイン
西村 幸夫
鹿島出版会
売り上げランキング: 136737


同じく西村教授から。
風景論ノートと対を成す一冊です。


他にもパターンランゲージとかも勉強してみたいですね。
まちづくりの入り口にはたどり着いた気がしますが、
丸腰で臨んでいる状態なので、いろんな武器を身につけたいです。
書を持って、「まち」に出よう。

  

Posted by 和歌山サイエンスカフェインフィニティ at 08:47Comments(0)気になる本

2011年04月17日

もっとおおきなたいほうを

もっとおおきな たいほうを (こどものとも絵本)

少し前に、手に取って印象に残った絵本。

今の生活スタイルがいいのか、考えされられた
一冊です。  

Posted by 和歌山サイエンスカフェインフィニティ at 00:42Comments(0)気になる本