2012年07月31日

宇宙カフェに行ってきました!

今週月曜日に、和歌山市内の「和歌山大学まちかどサテライト」
で開催された宇宙カフェに参加しました。

宇宙カフェは、いつも予定が重なり、なかなか参加できて
いなかったのですが、今回は運よく参加できました。

今回は、いつかお話を伺いたいと思っていた石塚先生でした。
専門は基礎物理学で、素粒子の研究をされているそうです。

でも、宇宙カフェということで、宇宙に関連したお話から、
少しづく、科学の本質へと話をたくみに代えられていきました。

いろんな道具を用意されていらっしゃいましたが、
これは、慣性を実感する道具。


他にも、有名な「光る土団子」を模したテラコッタ粘土製の団子も
すごく面白かったです。ちょっと作ってみたいな。


しかし、僕は話の前半にでた、星の軌道は円や楕円、放物線になるが、
いずれも円錐を切った断面がその形になるという話に引きつられてしまいました。
それは、万有引力が「距離の2条に反比例するから」そうなるのかと
思い当たり、アンケート用紙の裏で、絵を書いたりして、
後半のお話はきちんと伺いませんでした・・・・


帰宅後、ネットで検索すると、やはりそのようです。でも、
その解説が見つけられていないのと、やっぱり手で
導出みたいです。


サイエンスカフェのおかげで、やっぱりきちんと手で導出したいと
思うお話を聞けるというのは、まさにサイエンスカフェの狙いでは、と
改めておもった「宇宙カフェ」でした。
  

Posted by 和歌山サイエンスカフェインフィニティ at 22:14Comments(0)スタッフ日記

2012年07月28日

和歌山大学から見る宇宙 2012年7月28日

記念すべき第10回目のサイエンスカフェは
和歌山大学大学院の学生二人をゲストにお迎えし
開催しました。

今回は「和歌山大学から見る宇宙」というテーマで
天文学分野でした。

和歌山大学の上空に広がる星空を、まちなかにあるカフェ
「スイッチ」さんで体験してもらおうと、大学の望遠鏡の
リモート操作に挑戦する企画となりました。

まずは、準備風景。

ネットになかなかつながらないという致命的なトラブルも
何とか乗り越えました。

サイエンスカフェのトーク自体は二部構成。

まずは、宮崎恵二さんが、行っている研究について。


卒業研究で取り組まれた
われわれがいる太陽系以外に惑星が存在するのか
という「系外惑星」についてのお話と
そして、現在取り組んでいる天文学を通じた理科教育のお話を。


ついで、境原周太郎さん。


個性的な経歴を通じた自己紹介の後は、
和歌山大学の望遠鏡について。
60cmの反射鏡は、大学にある望遠鏡としては、「全国最大級」だそうです。

最近、この望遠鏡がオートメーション化されたので、
今回のような離れた場所からでも、任意の星を導入し、
画像がみることができるようになったそうです。

でも、その前に、望遠鏡の原理についておさらい。

虫眼鏡と凹面鏡を用いてその原理を分かりやすく体感できました。







そして、ついに、リモート天文台に。

映し出されたウィンドウ上で、見たい星をクリックするだけで、
望遠鏡が動き出します!


ちなみに、大学の望遠鏡にも、4回生の学生さんが待機
していただいたそうです。ありがとうございます。


今日はアークトゥルスや土星を見せていただきました。

実際に、ソフトを動かしてみたい星を導入させていただきました。
遠く離れた望遠鏡が、自分の指示で動かせるなんて
すごい体験です。とても感動しました。


今回は、境原さん、宮崎さんだけでなく、和歌山大学の学生さんが
多数バックアップしていただきました。
本当にありがとうございます!


今後の「和歌山サイエンスカフェ インフィニティ」の活動予定は、
9月23日(日) 20:00頃(曇天中止)
「まちなか星空観察会」です。

参加費無料で、望遠鏡をお借りして、まちなかで「月」の
観察に挑戦です!!  


Posted by 和歌山サイエンスカフェインフィニティ at 23:39Comments(0)サイエンスカフェ実施リポート

2012年07月23日

8月4日は「ぶんバル!」

今年も「わかやま城下町バル」が開催されます!
第一弾として、8月4日に「夏はぶんバル!」が
開催されます。

8月4日は、「ぶんだら節」「おどるんや」が開催される
和歌山のお祭りが開催される一日です。

一緒に盛り上がろうと、和歌山城の北側を中心に
エリア限定で開催されます。




前売り1冊3、000円でチケット販売中ですので、
お早めにお求めください。
今回は、限定1,500冊です。


詳しい情報は、
http://baru.wakayamashi.jp/


和歌山県庁のブログでも紹介されてます!
http://wakayamapr.ikora.tv/e793277.html  


Posted by 和歌山サイエンスカフェインフィニティ at 23:52Comments(0)イベント情報

2012年07月21日

次はボタニカルアート体験@8月4日

みんなの学校で開かれている「南方熊楠を知ろう!」シリーズ。
http://machiotomachiko.ikora.tv/

今日は、菌類の研究者の山東さんの
お話を聞いてきました。

南方熊楠が探求し、菌類のお話を伺える貴重な
イベントでした。

南方熊楠というと粘菌(変形菌)の研究者として知られて
いますが、実は、菌類(キノコなど)の資料の方が
多く残されているそうです。

有名な菌類図譜と先生が用意された実際のキノコの写真を
対比しながら、キノコの性質、熊楠の写実の正確性などに
ついてお話を伺いました。

また変形菌のお話を聞くこともできました。
初めてきちとしたお話を聞いたので、変形菌の奥深い
生態に思いをはせることができました。

しかも、実際の標本も見ることができました。



こちらは「ルリホコリ」という、金属光沢が見られる粘菌です。

いままで見たことはありませんでしたが、実は粘菌はすごく
身近に生息しているそうです。でも、きちんと粘菌を探そうと
注意を向けなれば、見つけることが難しいほど、小さい存在です。

でも、動物とも植物とも、キノコやカビとも全くことなる
生態を持つ生き物です。

今日はルーペもご用意いただいいたので、
ルーペを通してみると、本当に別世界がそこにあるんだと
感じることができました。

すごく知的刺激を受けるイベントでした。
ありがとうごいます。

次回は8月4日に、田辺在住の画家、廣本直子さんを
講師に、南方熊楠の菌類図譜を模写する
ボタニカルアート体験があります。

こちらも、ぜひご参加ください!  


Posted by 和歌山サイエンスカフェインフィニティ at 23:41Comments(0)スタッフ日記

2012年07月18日

ジオパークに関する講演会@新宮

新宮でサイエンスな講演会が開催されます。

詳細は
http://wakayamapr.ikora.tv/e790843.html

テーマはジオパークです。
地質学的に重要な自然を「ジオパーク」として
登録、保存しようということです。

世界を代表する付加体にある紀伊半島ですから、
こういう活動で地質学への興味が起こされると
とてもうれしいです。

大陸移動説やプレートテクトニクス、それに関連する
研究で紀伊半島などの地質に対する認識は
がらりと変わり、すこし前の教科書と、現代の教科書では
真逆の方向で、記述が異なると、話を聞いたことがあります。

科学者の常識へのたゆまぬ努力が、新しい知見を切り開いていく
エピソードだと思い、とても印象に残っているお話です。

地質学は、一見おもしろくない学問と思われがちですが、
すごく奥深く、さまざまな見方で、地球のことを教えて
くれる学問です。

この機会に、新しい世界を知ってもらえるとうれしいです!  


Posted by 和歌山サイエンスカフェインフィニティ at 22:09Comments(0)イベント情報

2012年07月17日

H2-Bロケット打ち上げ

日曜日は、ソユーズの打ち上げもあったし、
この週末21日には、H2-Bロケットの打ち上げも
近づいてますね。
http://www.jaxa.jp/

夏休み期間中のH2ロケットの打ち上げは、
すごく久しぶりらしいですね。

ロケットの打ち上げについて考えると、いつも
中串先生の言葉を思い出します。
本当に天頂に向かって飛んでいく飛翔体って
ロケットくらいしかないんですよね。
それをずっと見上げるのは、とても貴重な体験だそうです。

とりあえずは、自分でもロケット打ち上げてみたい。
大型ロケットの打ち上げも、見に行きたい!と思います。  


Posted by 和歌山サイエンスカフェインフィニティ at 22:14Comments(0)スタッフ日記

2012年07月14日

7月21日は「みんなの学校」できのこを学ぼう!

7月21日に、和歌山市ぶらくり丁にある
コミュニティースペース「みんなの学校」で
菌類について学べるイベントがあります。

お話される講師は、和歌山のキノコの研究の
第一人者、山東英幸先生です。

山東先生は、「和歌山県のキノコ」を著すなど、
きのこに関する研究、また一般の方向けへの
学習会などをされるなど、教育活動もされています。

今回のイベントは和歌山の生んだ科学者「南方熊楠」が
研究した菌類をテーマに勉強しようというものです。

当日は、菌類の標本も持ってくれるそうです。
なかなか普通の生活ではみられない「粘菌」も見ることが
できます!

夏休みの宿題にも最適だと思います。

奥深い「菌類」について、やさしく学べるチャンスです。

時間は13:00~15:00。定員40名の無料です。
ぜひぜひ、ご参加ください。
http://machiotomachiko.ikora.tv/e789557.html  


Posted by 和歌山サイエンスカフェインフィニティ at 22:48Comments(0)イベント情報

2012年07月12日

7月28日のサイエンスカフェ募集中!

7月28日(土)の夜に開催する
和歌山サイエンスカフェ

「和歌山大学から見る宇宙」
http://wscinfinity.ikora.tv/e781869.html

は、ご予約を順調にいただいています。
定員は10名程度と少ない上、のこり若干です。

ご興味ある方はお早めに、
wsc.infinity@gmail.com


先日、ゲストの境原さんと打ち合わせをしました。
告知どおり、当日、スイッチさんから遠隔操作で、和歌山大学の望遠鏡を
動かして、生中継するシステムの概略を教えていただきました。

当日のお天気は分かりませんが、すごく楽しみな企画です。

よろしくお願いします!
  


Posted by 和歌山サイエンスカフェインフィニティ at 23:10Comments(0)スタッフ日記

2012年07月07日

友ヶ島のアメダスに!

今日は、気象予報士的行動をしてきました。

気象予報士会の大阪部会で、21日に友ヶ島のアメダス見学に
ご一行さまが来られます。残念ながら、当日は参加できないので
今日おこわなれた下見に参加してきました。
初めての友ヶ島です!

ということで、南海電鉄加太線の加太駅かた徒歩15分ほどの
港から友ヶ島汽船にて、20分で友が島に到着です。

友ヶ島の灯台を目指して、歩いて20分程で、お目当ての
アメダスサイトに到着しました!




雨量計です。


温度計かな。


この付近は、東経135度の子午線も通っています。
グリニッジの子午線を思い出しつつ、見事またぐことができました。



お昼ごはんを食べた後は、山道を通って帰りました。
途中、有名な第三砲台跡も通過しました。


まさにラピュタですね。

  


Posted by 和歌山サイエンスカフェインフィニティ at 22:56Comments(0)気象予報士試験対策!

2012年07月06日

7、8日はハイブリッドロケット打上実験

いつかはロケットを打ち上げたい和歌山サイエンスカフェです!

なんとこの週末7日、8日に
和歌山大学の宇宙教育研究所が
和歌山市北西に位置する加太で
「ハイブリッドロケット」の打上実験を
するそうです。

詳しくは、
http://www.wakayama-u.ac.jp/ifes/kada/index.html

この週末は、予定があって、見学にいけそうにないんです・・・

もっと早く知りたかった。

ハイブリッドロケットなので、かなり迫力のある打ち上げが
見られるんだろうなと思います!
  


Posted by 和歌山サイエンスカフェインフィニティ at 23:55Comments(0)イベント情報

2012年07月05日

CafeWITHに行ってきました。

水曜日のお昼に、ぶらくり丁に行ってきました。

和歌山大学経済学部の足立ゼミの学生さんが
開いている「CafeWITH」が開いていました。
県外からの見学があり、緊急営業だったそうです。



お昼ごはんの場所を探していたので、グッドタイミングでした。


しらす丼+冷たいほうじ茶をいただきました。

「CafeWITH」は、8月4日に開催される「ぶんだらバル」にも
参加してくれる予定です。
当日どんなバルメニューを提供してくれるのか、楽しみです!  


Posted by 和歌山サイエンスカフェインフィニティ at 23:39Comments(0)カフェめぐり

2012年07月02日

Renovation×Scale@もじけハウス

6月30日に、田辺市の「もじけハウス」で開催された
「Renovatio × Scale」というタイトルの
建築リノベーションとまちなみを考えるワークショップ
参加しました。

お話は、建築家の平野章博さんでした。
名古屋在住ながら、田辺でのお話は3回目に
なるそうです。


TATE MODERNなどの海外や上野の国際子ども図書館といった
リノベーションの事例の解説と、スケールという概念を教えていただきました。

そのあとは、田辺の建築を二つ見学しました。

一つ目は、「旧中央公民館」
いまは、就労の場としてのレストランとコミュニティルームへと
まさにリノベーションが行われている現場です。

建築された年代は不詳だそうですが、大正時代まで遡る可能性があるそうです。
調べてみるとトラス構造で、珍しい木造建築と判明したそうです。


もう一つは「旧田辺市立図書館」
こちらは、今年の春に、図書館の移転に伴い空き施設となっています。
今後の利活用等については未定です。

しかし、今月末に開催される「アート田辺2012」のメイン会場として
もじけハウスプロジェクトプロデュースによるアートの展示が行われます。





平野さんのお話では、「旧図書館」は、外観が船をイメージした建物で、
歴史的価値が必ずしもあるわけではないが、当時のトレンドを正当に表して
いる建物だそうです。


参加者からは、リノベーションがいいのか、解体・新築のどちらがいいのか?
耐震補強の工法は?等真剣な質疑が発せられました。

  


Posted by 和歌山サイエンスカフェインフィニティ at 21:46Comments(0)スタッフ日記