2020年07月12日

高感度地震観測網Hi-netデータを扱う その2

地震波形データを取り扱うための処理システムであるWINシステムの
インストールから始めます。
システムはubuntu20.04を想定。

0.開発環境を整える。
sudo apt install
を使って、g++,gcc,gfortran,tkなどを
インストールしておく。
他にもx11関連もインストールしなくてはいけない。libx11-devとか?
コンパイル時にエラーが出るので、その都度、
ググったりしながら対応する必要がある。

1.WINシステムのダウンロード
東京大学地震研究所のサイトにアクセス。
http://wwweic.eri.u-tokyo.ac.jp/WIN/

ダウンロードサイトから
WIN_pkg-3.0.6.tar.gz
(2020年7月12日現在)
を取得。

2.ダウンロードしたファイルを/usr/localにコピーし、展開
sudo cp WIN_pkg-3.0.6.tar.gz
sudo tar zxvf WIN_pkg-3.0.6.tar.gz

3.展開したディレクトリ内に移動して、コンパイル
cd WIN_pkg-3.0.6
sudo ./configure --prefix=/usr/local/win
sudo make
sudo make install

4.できたファイルにパスを通す
vi .bashrc
などで設定を行う
export PATH=$PAHT:"/usr/local/bin"
を追加

5.テストをする

  


Posted by 和歌山サイエンスカフェインフィニティ at 14:13Comments(0)スタッフ日記

2020年07月10日

高感度地震観測網Hi-netデータを扱う その1

防災科学技術研究所が配信している
高感度地震観測網Hi-netってのがある。
https://www.hinet.bosai.go.jp/?LANG=ja
地震学の見習い坊主なので、詳しくとはよく分からない。

とりあえず、防災科技研が独自に拡張したWIN32形式っていうので
データが配信されている。

これを扱うために、東京大学地震研究所が開発したWIN形式というものに
変換する必要があるあしい。
そして、WINシステムというツール群で扱うのが、
とりあえず入門者がやってみるべきことらしい。

ということで、WINシステムのインストールや
防災科技研が配信しているwin32toolsを使ってみようという試みを始める。  


Posted by 和歌山サイエンスカフェインフィニティ at 22:04Comments(0)スタッフ日記