2011年05月27日

気象予報士と台風

台風2号の接近が予想されています。

梅雨入り後の不安定な大気状態の
時期なので、台風の接近による
前線活動の活発化で、台風が
近づかなくても激しい雨に警戒が
必要です。

台風が近づくと、気象予報士として
台風は大丈夫?とか聞かれるのですが、
気象予報士は、台風については、
「気象庁の発表する情報の解説に留めること」と
なっています。

だから、独自の予報を展開することは
認められていません。

防災上の影響が大きいことが理由にあると
思います。
過去に、台風の予想進路について、民間事業者と
気象庁との間で、いざこざもあり、
気象庁の見解が出ています。
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/minkan/koushu/ichigenteikyou_kenkai.pdf

諸意見あることとは存じますが、
僕には、台風についての見解を求めないでください!
でも、台風の構造とか気象学的なことなら、お答えしますよ。  

Posted by 和歌山サイエンスカフェインフィニティ at 18:57Comments(0)スタッフ日記