2011年01月11日

地球以外の岩石惑星発見!

新聞で、我々の太陽系以外で、地球のような岩石で構成される
惑星が初めて発見されたと、多数報道されていました。

NASAのサイトでは、
探査機ケプラーによる、太陽系外での岩石惑星の初めて発見について
発表されています。

探査機のケプラーが「ケプラー10」という恒星に
地球の大きさ1.4倍で、初めての岩石主体の惑星であり、
史上太陽系外で最も小さい惑星を発見したと書かれてします。
その惑星の名前は「ケプラー10b」だそうです。

惑星表面に液体の水が存在する惑星と期待されたようですが、
残念ながら、太陽系で言えば、水星よりも20倍太陽に近いところを
回っている惑星で、表面温度は1200度になると推定されています。

どうやって見つけたか?については、
探査機の超精密な光学計で、惑星が恒星の前を通過する際の
恒星の明るさの変化を捉えてる観測をしたそうです。
その結果から、大きさ、軌道等を計算したそうです。


他にも惑星の発見事例は多数ありますが、
他の方法は、昨年参加した、
井戸端サイエンスカフェ 第14回「星や惑星はどうやってできるの?
で教えてもらいました。
それは、惑星の質量も大きい場合には、
恒星と惑星が互いの重心を回るように、運動するので、
地球から見れば、恒星がぶれるそうです。
それを観測するとのことでした。

だから、今までの発見された惑星は大きいものばかりだったと
いうことになります。  

Posted by 和歌山サイエンスカフェインフィニティ at 19:07Comments(0)スタッフ日記