2013年11月29日

気になる本『朽ちるインフラ』

和歌山県立図書館で借りた
朽ちるインフラ―忍び寄るもうひとつの危機
を読み終えました。

最近はインフラの劣化が報道でもよく
見聞きするようになりました。
少しでも興味ある方には一読をお勧めします。

仕事としては土木行政に携わっているものとしては、
とてもリアリティーを感じる内容です。
同時に、いままでの延長上でしか仕事をできない
日常に不満が募るばかりでもあります。
でも、そういう現状打破するのは簡単でもなく、
力不足を感じます。


朽ちるインフラ―忍び寄るもうひとつの危機
根本 祐二
日本経済新聞出版社
売り上げランキング: 36,240


豊富なデータと実例で学べることはたくさんです。
例えば、図書館で貸し出し一人当たりにどれくらいの
コストがかかっているのか?そういう観点で
行政コストを見つめ直す必要があると明確に
示されています。
一般的な感覚で思われているよりも相当のコストが
かかっている事実があります。

まちづくりを初めて、本当の意味で、行政がどういう場面で
必要なのかを考える機会が増えました。
行政とはどういう形でなければならないのか、
この本を読むことで、より一層明確に
描けるようになりました。

和歌山にも新しい流れが生まれるように、微力でも
継続して頑張っていきたいと改めて考えさせられる
一冊でした。
プロジェクトファイナンスなど、学ばないといけないことを
示してくれる本です。



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Posted by 和歌山サイエンスカフェインフィニティ at 00:04│Comments(0)気になる本
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