2012年06月07日

ロンドンに行ってきました。(自然史博物館編)

ロンドンに行ってきました。第2弾。

大英博物館も行ったんですが、
自然科学については、ロンドン自然史博物館(Natural History Museum)の
方が楽しめました。

ロンドンに行ってきました。(自然史博物館編)
大英博物館と間違えることもあると、「地球の歩き方」に
掲載されていた博物館の外観。
重厚で圧倒的でした。

ロンドンに行ってきました。(自然史博物館編)
表には、木の幹の巨大な化石がありました。

ロンドンに行ってきました。(自然史博物館編)
建物の中もすごいです。テラコッタ(?)の動物とかがたくさん。

ロンドンに行ってきました。(自然史博物館編)
入り口を通ると、恐竜の化石が迎えてくれます。

メインホールには、目を引く展示がたくさんです。
ロンドンに行ってきました。(自然史博物館編)
らくだの標本とか、

ロンドンに行ってきました。(自然史博物館編)
植物図とか。

まずは、人気がありそうな恐竜の展示を見ました。
標本やレプリカ、恐竜のロボットなどたくさんの展示と
詳しめの解説があるので、恐竜だけで一日つぶせそうです。

ちなみに、恐竜と人間とのかかわりコーナーには、こんなものも。
ロンドンに行ってきました。(自然史博物館編)

カフェでランチをとったりしながら、4時間くらいいました。
最近できたというダーウィンセンターは、最新鋭でインタラクティブな
展示を楽しみながら、標本最終のイロハや論文執筆の重要性
なども学べました。

2つのシリーズだけで、十分疲れてしまったんですが、
どうしても地質標本展示も見たくて、行ってきました。

これもすごい広さの建物に、たくさんの標本が並んでいます。
鉱物学と岩石学の入門を、実際の標本を見ながら学べるという
本当に贅沢な博物館です。
ロンドンに行ってきました。(自然史博物館編)
50mくらいの奥行きのある部屋は、標本で埋め尽くされてます。

たとえば、モースの硬度について、このような展示がありました。
ロンドンに行ってきました。(自然史博物館編)

他には、雲母のへき開などなど。
ロンドンに行ってきました。(自然史博物館編)

たくさんの本物を間近で、しかも無料(donationは3ポンド)で、
自由に見られるなんて、日本では体験できないものですね。

「子供のころに、自然史博物館につれてもらったことが、科学者になった
 きっかけだ」と話している解説が他の展示で流れていましたが、
本当にそういうことが起こりうる博物館だと思いました。

イギリスの科学史の奥深さを感じました。

南方熊楠もここで標本を見たのかなと思ったりも。

おまけに
ロンドンに行ってきました。(自然史博物館編)
ダーウィンさんも鎮座していました。



同じカテゴリー(スタッフ日記)の記事画像
「火星の音」をスペクトル解析してみた
ARで地形の学習をめざして。AR砂場的システムの開発中
GMT5.3.1で陰影図や鳥瞰図を作る
GMT5.3.1で矢印とか地図をかく
QGISで矢印を表現させる
Mac mini Late2012のHDDをSSDに換装
同じカテゴリー(スタッフ日記)の記事
 「火星の音」をスペクトル解析してみた (2021-02-24 20:02)
 ARで地形の学習をめざして。AR砂場的システムの開発中 (2020-10-03 09:21)
 高感度地震観測網Hi-netデータを扱う その2 (2020-07-12 14:13)
 高感度地震観測網Hi-netデータを扱う その1 (2020-07-10 22:04)
 2017初頭のウルトラブック比較 (2017-02-26 19:08)
 Latexをwindowsにインストール (2017-02-18 21:28)

Posted by 和歌山サイエンスカフェインフィニティ at 22:24│Comments(0)スタッフ日記
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。