2017年06月25日

わかやま路上観察学 無用扉

超芸術トマソンというものがありますが、
これらは和歌山でも散見されます。

都市の間で生まれる超芸術ですが、
見ようと思って探さないと、なかなか
見つけることができない面白いオブジェクトです。

トマソンには、いくつかのタイプに分類されますが、
今回は「無用扉・無用窓」と「原爆タイプ」を取り上げます。

1.無用扉と無用窓
建築物は基本的に壁と柱から構成されますが、
人間やモノの出入りのため、また、室内環境を
快適にするため、扉や窓といった開口部が設けられます。

その開口部を、なにかの理由で閉じたもの。
無用となった開口部がトマソンとして鑑賞できます。

わかやま路上観察学 無用扉

2.原爆タイプ
都市には密接した建物が多数あります。
その隣の建物が、何かの理由で忽然となくなってしまうと、
隣の建物に現れるトマソンの一種。

在りし日の姿がしのばれれます。

わかやま路上観察学 無用扉



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Posted by 和歌山サイエンスカフェインフィニティ at 11:52│Comments(0)わかやま路上観察学
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