2011年05月22日

温泉の科学 第2回

前回は、温泉とはどんなものだろう、
ということで、温泉法の定義を参照してみました。

今回は、どれくらいそれらの成分が含まれているのか、
温泉のカルテである、温泉分析表を見てみましょう。

和歌山市にある花山温泉は、高濃度な温泉として知られています。
http://www.hanayamaonsen.com/

その成分分析表が、公開されてますので、
上記のURLにアクセスして見てください。

花山温泉の成分分析表を見てみると、
溶存物質が16,400mg以上
炭酸が1,742mg
鉄(Ⅱ)イオンが48.3mg
など多くの成分が分析されており、
温泉法の定義を大幅に上回る濃度が比較的高めな
温泉であることが分かります。


成分分析表からは、その温泉の性格をよく知ることが
できます。
今度温泉に行かれた際には、ぜひ一度見ていただける
と新たな発見があるかもしれません。


同じカテゴリー(温泉の科学)の記事画像
南紀勝浦温泉
温泉の科学
同じカテゴリー(温泉の科学)の記事
 南紀勝浦温泉 (2012-01-01 21:42)
 温泉の科学 第1回 (2011-05-19 18:49)
 温泉の科学 (2011-05-08 18:49)

Posted by 和歌山サイエンスカフェインフィニティ at 21:26│Comments(0)温泉の科学
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。