和歌山サイエンスカフェ「インフィニティ」

福島第一原発での事故はまだまだ
予断を許さない状況が続いています。

放射能に関して、予備知識がなく
不安があおられている状況にも
あると思います。

カリフォルニア大学サンタバーバラ校（UCSB)の
Ben Monreal教授により、
物理と工学の見地からの解説スライドが
作成され、さらに日本の原子力研究者の方が
翻訳されたものが公開されています。

詳細は、
http://ribf.riken.jp/~koji/jishin/zhen_zai.html

オリジナル（英語）バージョンは
http://online.itp.ucsb.edu/online/plecture/bmonreal11/

講義内容は
http://online.itp.ucsb.edu/online/plecture/bmonreal11/rm/flashtv.html
にあります。  

ちきゅう号などを所有している
JAMSTEC（海洋研究開発機構）
において、
東北地方太平洋沖地震の震源となった
震源域の南限に関する地下構造について
まとめられています。

http://www.jamstec.go.jp/jamstec-j/maritec/donet/tohoku1103_2/

震源域の南限は、フィリピン海プレートの北東端に
一致するとのこと。  

多くの被災者の方が厳しい生活を送られ、
寒さもまだまだ厳しい模様です。
物資も満足でない状況で、心身ともに
疲労のピークに達しつつあると
思います。

我々の同僚も、受け入れ体制が整えば
救援に行くことになると思いますし、
自分自身もそうなることもあると思います。
少しでも力になることがあればと
思い悩む時間が多くなっています。

一方で、まちを歩くと、確実に春の
訪れも感じます。少し前から梅の咲いている姿も
よく見かけます。今週は、コブシの花が
目につくようになりました。


本当に多くの人に春が訪れる日が待ち遠しいです。  

今日はご案内をいただき、和歌山市役所での、
わかやま市民協働大賞の授賞式および記念講演会
に参加してきました。

記念講演では、京都地域創造基金の理事長
深尾昌峰さんがお話されました。

「新しい公共時代」の協働を探る、
というテーマで、「新しい公共」の意味、必要性
そして、その進化のためのお話でした。

従来の行政ではなかなか手を出せないこと
（＝社会的認知度が低いこと）を先駆的に
取り組むことができるのが、市民との協働に
おける意義だと強調されていいたところが
特に印象を受けました。

また、行政と市民がお互いに「異質」であることも
ある意味必要である、とのご意見も説得力を
感じました。

その後もNPOセンター主催の講習会があり
参加したかったのですが、都合が悪くお話を
聞けませんでした。もっと詳しいお話が聞ける
ようで、残念です。  

国際航業グループさんが、
大きな被害が生じている東北関東大震災の
津波シミュレーションについて
速報されています。

http://www.kk-grp.jp/csr/disaster/201103_touhoku-taiheiyo/index.html  

和歌山県においても、義援金と
救援物資の募集をしています。

物資としては、
飲料水・カップ麺・使い捨てカイロ・ウエットティッシュの
４種類です。
１９日までです。

ぜひご協力ください。
詳細は、
http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/011400/kikikanri/touhokuzisin/  

寒気が南下して、冷え込みが厳しくなっています。
被災地の生活は本当に厳しいと思います。

原発も大変心配です。

なかなかデータが報道されないので、いろいろ
不信感も募っているのかと思います。
首相官邸のサイトでは、炉心内の圧力や
水位、放射線の測定データ等が報告
されています。

危険な状態は引き続いているようです。

全くの素人考えで、非常に観念的ですが、
現地の作業をされている
方々が、燃料を冷却しようと、必死で頑張って
おられる姿が、データからも感じられるような
気がします。

http://www.kantei.go.jp/jp/kikikanri/jisin/20110311miyagi/index.html  

インターネットによる募金の輪が
広がっていますが、
同様に、インターネット募金を名乗る
詐欺も広がっているようです。

フィッシングサイトに気をつけてください。
詳細は、
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1103/14/news081.html  

３月５日のサイエンスカフェのことを
Wakayama News Harborさんで
紹介していただいています。
http://newsharbor.info/archives/65537779.html

震災の折、上記のことを書くのも
いいのか迷いました。
和歌山のために頑張ってる方が
されているサイトの紹介もしたいし、
素直に紹介されたのが嬉しかったので、
決めました。

ニュースを見ても、心を痛めずにはいられない
場面ばかりで、自分の無力さばかりを感じますが、
明るい話題もと思ったので。

ご紹介いただきありがとうございます。  

オンラインで入金できる被災者支援の
ための義援金を受け付けているサイト
の一覧がありました。

http://journal.mycom.co.jp/news/2011/03/13/001/index.html  

大津波警報が津波警報に切り替えられました。
和歌山県沿岸も、津波注意報になっています。

巨大な津波が押し寄せて、
街を一掃してしまった様子が放映
されています。
被災地の方々にお見舞い申し上げます。

気象庁のホームページに
津波を予測する仕組みが解説されています。

大きな被害のなかった地域の自分たちも
東南海地震等では津波がやってくることが
確実です。正しい知識をきちんと身につけたいです。

http://www.seisvol.kishou.go.jp/eq/know/tsunami/ryoteki.html  

ブログパーツを設置しました。  

東北地方太平洋沖地震。

和歌山でも大津波警報が発表され
大きな影響がありました。
母親が住む実家が海岸に近いこともあり、
電話での連絡がまったく取れなかった
ので心配しました。

多くの方が亡くなり、東北・関東地方の
方々にお見舞い申し上げます。

何か力になれることは、と思いますが、
物資や食べ物を送るのは、被災地の混乱に
拍車をかけるだけなので、絶対にやめましょう。

近くで始められる支援は、
インターネット募金が可能です。
http://volunteer.yahoo.co.jp/donation/
すでに、二千万円を超える募金が集まっている
ようです。  

飲み会があったので、ISSは見ることが
できませんでした。すっごい晴れてたので
チャンスでしたね。

飲み会に行く前に、ぶらくり丁にある
唯一の書店「帯伊書店」さんに立ち寄ってきました。



ちょっとバイトしていた書店に、雰囲気が似ているので
どこか懐かしさを感じます。

棚の本の詰め具合は、整理された店内を拝見して、
手入れの行き届いた印象を受けます。

それに、本の品揃えも充実している感じですし、
街の書店さんならではの、ぴりっとした雰囲気も
好きです。
（ちょっと焦っていたのもあって、
　探していた本は見つけることができませんでした。）

NHKラジオのテキストを買いに、最低月一で
通いたいです。  

今夜、国際宇宙ステーションISSが
見えるそうです。

詳しくは、
http://kibo.tksc.jaxa.jp/

教えていただいたのは、
http://ameblo.jp/misaten-tomokai/entry-10824936801.html
です。

ありがとうございます。
楽しみです。

肝心の空は、今夜から、西高東低の気圧配置が
ゆるむので、雲が出ないか心配ですが、
高気圧に覆われるので、大丈夫かなぁ・・・  

以前にも紹介した、紀美野町のみさと天文台の
３月の天文教室の詳細がアップされています。

http://www.obs.jp/misato/110303/event.shtml#tenmon-kyoushitsu

レオくん、かわいいですね。
動かせたら楽しそうです。  

すこし晴れて気温が上がると、
すぐに花粉症がひどくなる日々を
過ごしてます。

そんな日々は、例の「はなこさん」を結構
見てしまいます。

とは言っても、近畿はまだまだ花粉の
飛散量は少ないようです。

今日、午後の近畿の観測状況。

一方、九州地方を見てみると


まだまだ、辛い日々は続きそうです。  

先日のサイエンスカフェでも話題に上った
宇宙シミュレータの
Mitakaは
こちらからダウンロードできます。
http://4d2u.nao.ac.jp/html/program/mitaka/

ダウンロードしたファイルを展開すれば、
その中にあるmitaka.exeをダブルクリックすれば
起動します。

PCのスペックとしては、すこし３D映像が描ける
能力が必要です。
ビデオカードの能力が低いと滑らかに動かないかも
しれませんが、試してください。

さらに、プレイステーション等のコントローラを
つなげれば、自由自在に天体の動きをシミュレートできます！  

３月５日の１９：００～和歌山市内の
文具とカフェの「スイッチ」にて
第３弾和歌山サイエンスカフェを開催
しました。

ゲストは、和歌山大学大学院の太田さん

テーマは「第２の地球を探せ」

太田さんからは、話題提供として、
１．惑星・恒星・銀河・宇宙全体へと、技術の進歩と
　　ともに人類の知識はより遠くの領域へと広がっていった。
　　そして、他の恒星にも、我々の太陽系と同じような
　　惑星系があり、（もしかたしたら地球のような）惑星
　　（系外惑星）が存在することが分かってきた。
２．その系外惑星を探査する方法としては、
　　ドップラー法やトランジット法のような間接観測手段と
　　大口径の望遠鏡等による直接観測に大きく分かれて
　　いる。太田さんは、トランジット法という、恒星の明るさの
　　微妙な変化を捉えることで、その恒星に惑星が存在する
　　ことを証明する手法を研究している。
というお話がありました。

集まった参加者からは、惑星の軌道はどうして楕円軌道なのか？
などの質問が多数ありました。

また、今回はお菓子として、みさと天文台友の会のご厚意により
イトカワクッキーを提供させていただきました。
イトカワクッキーでの話題も盛り上がり、予定の１時間は
あっという間に過ぎていきました。

予定時間終了後も、みなさん残って、科学をテーマに
熱い議論が続いていました。

  

おはようございます
参加いただいた皆様、昨日はありがとうございました。
太田さん、お疲れ様でした。
スイッチさん、ご協力ありがとうございました。
その他のスタッフの皆さん、先に帰って済みませんでした。

ガミラス星に気づいてくれました「美里天文台友の会」の松本様、ありがとうございました。
モデル作成したかいがありました。

家に帰ってから、こうしろうに「太田さんが太陽の色を塗ったこうちゃんにありがとう言ってくれたよ。」
こうしろう「僕、色塗りしたかっただけだよ。」っとちょとテレテレ。


　　次回も頑張りますので、よろしくお願いします。

　　ryukeikouでした。